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店長の味方 [Vol.69] 020マーケティングの有用性

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Eコマースお役立ちマガジン

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         ┃店┃長┃の┃味┃方┃
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                 Vol. 69号/2013.3.13
発行:日本システムウエア株式会社「店長の味方」編集担当
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近年、展示会やセミナーでも020というワードを見ることが多く
なってきています。OtoOと表記されることもあるこのワードです
が、何て読むの?どういう意味?といった疑問を解決するために、
今回は簡単に020についてご説明いたします。

目次・内容主旨─────────────────────
│ 1. 今、注目される020の背景
│ 2. 020マーケティングの活用事例
│ 3. 020を進める上で注意すべき点
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│1│  今、注目される020の背景
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近年、耳にすることが多くなった020ですが、注目されている
背景には様々な要因があります。

そもそも020とは、主にECの分野で用いられるマーケティング
用語です。オンライン・ツー・オフラインの略で、インター
ネット上での情報収集をきっかけに、オフライン(リアル)の
世界でサービスを受ける経験を生み出したり、逆にオフライン
の顧客をインターネット(ECサイト)上へと誘導したりといっ
た体験を生み出すことを言います。

かつて1990年代にも似たような概念として、「クリック&モル
タル」や「マルチチャネルリテール」といった言葉がありま
したが、近年020として再注目されています。

020が注目される一つの要因に、スマートフォンとSNSの普及が
挙げられます。近年のスマートフォンの爆発的な普及は、それ
までの消費者行動を大きく変えました。
顧客は常時スマートフォンで膨大な量と質の情報を受信するだ
けではなく、発信するようなったのです。
また、スマートフォンアプリにより従来の携帯よりもできるこ
とが増え、スマートフォン向けの施策は企業としても無視でき
ない存在となりました。

また、スマートフォンの普及は同時に、日常でのSNSの積極的
利用に拍車をかけました。
人々がある種のメディアとなり、身近で起こったできごと、
自分の考えや感じたことをSNSを通じて発信することにより、
即座にインターネット上に公開され、その情報は連鎖的に拡散
していきます。
従来のメディアとは異なる拡散のスピードや性質を利用し、
顧客が店舗での体験や商品情報をSNSで発信し、発信した情報
を見た新規顧客が店舗に来る、その顧客がSNSで情報を発信する
といった020のサイクルが注目されるようになったのです。

もう一つ020が重要視される理由に、EC市場の弱点があります。
経済産業省の調査(http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/
statistics/outlook/240828shusei%20bessi1H23ECchosakekkayoushi.pdf)
によると、年々成長しているEC市場ですが、国民の年間消費支出
に占める割合は2.83%(2011年)と、海外諸国に比べるとまだ
まだ一般的にECサイトが利用されているとは言い難い状況です。
また、博報堂の調査(http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2011/10/20101209.pdf
において、「買い物はネットで充分ですか?」との問いに実に
65.1%の人が「NO」と答えているのです。
つまり、EC市場に伸びしろがあるのは間違いないのですが、
実際に見てみないとわからない、ネット上の情報だけでは
失敗しそうで懸念しているといった顧客が一定数いるため、
ECサイト上だけでの購買活動には限界があるということです。

この弱点を克服するのに020はうってつけです。
店舗とECサイトを切り離すのではなく、密に連携させることに
よって顧客の機会損失を防ぐだけでなく、顧客とのコミュニケ
ーションにより企業のブランディングにもつなげることができ
るからです。

このように、スマートフォンとSNSの普及、ECサイトの弱点を
カバーできるといった背景から020は注目されるようになった
のです。
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│2│  020マーケティングの活用事例
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020といっても、一体どのようにオンラインとオフラインを連携
させればいいのか。ここでは、いくつか実際の事例をご紹介いた
します。

まず、オンラインからオフラインへの送客の事例ですが、LINE
マーケティングを積極的に行っているローソンが挙げられます。
LINE公式アカウントだけでなく、無料スタンプやLINEと連携した
キャンペーン実施にいち早く取り組んでいる代表的な企業です。
LINE友達数は2013年1月の時点で600万人を超え、公式アカウント
の中でも1位を維持し続けています。

そのローソンが行ったLINE連携キャンペーンの一つとして、特定
の商品の割引クーポンをLINE上で配信したところ、一回の配信後
3日間で10万個が販売されました。つまり、一回の配信をきっかけ
に10万人が全国のローソンに来店したことになります。
このキャンペーンの場合、メルマガよりも、よりタイムリーに
必要な情報だけを配信できるLINEの特性も功を奏していますが、
020の有効な活用法といえるでしょう。

【LOWSON LINEでクーポンについて】
http://www.lawson.co.jp/campaign/static/line_coupon/

次にオフラインからオンラインへの送客の事例では、
株式会社ブラケットと丸井グループによる「shoes of prey」が
あります。
もともとブラケットではオーダーメイドシューズのオンライン
販売サイトとして「shoes of prey」を運営していました。
しかし、靴という商品柄、試着できないことは顧客にとってデメ
リットであり、企業にとっても大きな課題でした。
これを解決するために、マルイシティ渋谷の婦人フロアに顧客が
試着できる場を設けたことにより、納得してからオンラインで
オーダーメイドシューズをつくることが可能になったのです。
顧客の「履いてみないと不安」を払拭し、購買意欲を高めると
ともに実店舗を構えることにより、新規顧客獲得にもつながっ
ています。

【shoes of prey】
http://www.shoesofprey.jp/

以上二つの事例をご紹介しましたが、特にローソンの事例では、
顧客の日常に入り込んだ施策だという点に注目です。
顧客がちょっとした合間に見ることができるLINEを利用して顧客
との距離を縮め、身近に感じさせることにより顧客をファン化す
ることに成功しています。
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│3│  020を進める上で注意すべき点
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このように020は、これまでのメルマガ、雑誌・テレビ広告、
自社サイト告知とは違った角度から顧客への訴求が可能となって
います。

しかし、020を進める上で注意しなくてはいけないことがあります。
020施策を実施する上で、顧客の位置情報や購買履歴、閲覧履歴
といった情報を取り扱う場合、個人情報とみなすかどうかという
ことです。
これに関しては国によって捉え方が違い、日本ではまだ明確な
方向性が出ていないのが実情です。020で取り扱う情報の管理には
細心の注意を払った方がいいと言え、今後020が幅広く行われてい
く中で整備されていく可能性があるため、その動向には要注目です。

そういった面があるにせよ、020によるECサイトと実店舗の密な
連携は、これまで以上に、より細かなプロモーションが行えるの
は明白です。
オンライン上だけではなく、オフラインいわば顧客の日常に入り
込み、個人の顧客行動を踏まえた施策を打つことが今後のEC市場
で売上を伸ばすためのカギとなっていくでしょう。

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執筆:
日本システムウエア株式会社
ITソリューション事業本部
東原 枝里子

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【編集後記】
第69号を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後もECサイトの立ち上げから、運用に役立つ情報を発信し
てまいります。
本メールに対して、ご意見・ご要望・ご感想等ございました
ら、お気軽にお寄せ下さい。
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発行者:日本システムウエア株式会社
ITソリューション事業本部 営業統括部 第四営業部
『店長の味方』編集担当
E-mail:netbusiness@gw.nsw.co.jp
URL: http://www.ec-service.jp/
TEL 03-3770-0095 FAX 03-3770-0266
東京都渋谷区桜丘町31-11      
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